社会保障バブルの終焉はまだか
障害給付の申請件数が激増すると、現場は処理能力向上に心血を注ぐ。効率的に、といえば聞こえは良い、ただし、残念ながら、審査期間の短縮は、審査基準のハードルを下げることでしか果たされない。
申請者側からすれば好機に他ならない。申請代行を請け負う側(社労士界隈)からみれば、現状はちょっとしたゴールドラッシュだ、成功報酬目当てに名乗りを上げる労務士がわんさと溢れ、本当に給付が必要なのか全く合点が行かない申請ばかりが積み重なり、公費が無駄に費やされている。
社会保障バブルは未だ弾けない。
この国が在り続ける限り、終りを迎えることすら許されない。
数多の受給者たち、申請者たちよ。
あなた方は、その金、その給付で、一体、将来に何をもたらしてくれるのだ?
教えてくれ。
今を生きる老人たちにとっても老齢給付が無駄な生命線を役割を果たしてしまっていることと同様に、今を生き存える社会生活不適合者たちにとって障害給付が手の届く当選確率の高い宝クジの様な存在となってしまった。
その財源は、今を生きる「彼等」ではなく、将来世代に充てられるべきものであった、のに。
田舎暮らしと云う幻想が浮かんでしまった時に考えるべき事項
- 貴方が気付いていないだけで、現在の住環境が、客観的には「田舎」と見做されている可能性もある。大枚はたいて有給を削って、今の田舎から更に遠くの、もっと酷い田舎へ引っ越す意義とは、一体何だろうか?
- 「地方は物価が低い」「田舎暮らしはコストが低いから、都会暮らしよりも自由に使える金が増える」とは、勝手な思い込みである。家賃、公共料金、食料品の価格等、場合によっては都心部よりも田舎の方が割高に感じられる場合も多々存在する。供給者が少ない、競争が生じない環境下で、敢えて価格を下げる理由がどこにあるのか。
- 「静かである」こと、『諸々の雑音、騒音で苛まれる機会が少ない」環境であることは、必ずしも安全であることを意味しない。
- 「都会から来てやったんだ」と云う意識そのものが、搾取の対象である。「大都会」から来た貴方の為にその土地その環境が在る訳ではない。貴方は異物であり、外敵であり、排除すべき対象である。
引越における各種手続の覚書
部屋探し
ネット上の賃貸物件情報掲載サイトを検索。仲介業者が間に入り、引越し予定日の前月上旬頃、現地の下見を行う。候補を決め、下見をした翌週に賃貸借契約書含む各種書類を郵送でやり取りする。
搬出と搬入
引越し業者を選ぶ。ネット上からヤマトの単身引越を選択。指定条件で、見積額は凡そ3万円。同業他社と較べて安価であったこと、日程面でこちらの都合にも適うことから、依頼することとした。
搬出日と時間帯を指定。*1搬入日については、転居先地域によっては午前・午後の区分けも指定が出来ない場合も有る。
自転車は単身引越のキャリーケースに収納出来ない為、別便扱いとなることから、自転車を輸送するための追加料金が発生する。
金属製のラック、机など、可能なものは事前に分解を済ませておく。食器類の梱包と、衣類の整理が手間である。書籍について、事前に不要なものの整理を済ませておくべき。
官公庁およびライフライン
前住所地
- 新口座の開設(金融機関)*2
- 賃貸借契約の解約(不動産管理会社)*3
- 上下水道の解約(自治体内水道局)
- ガスの解約(ガス会社)
- 電気の解約(電力会社)
- インターネット回線の利用終了(NTT)
- インターネットプロバイダへの契約解除(プロバイダ)
- 郵便物の転送手続(郵便局)
- 転出の手続き(住民票を置いていた自治体)
新住所地
その他
選挙
引越した翌週、前住所地の選挙管理委員会から不在者投票請求書・宣誓書*5が郵送される。転出、転入の手続を済ませていたが、選挙の公示日までの間隔が短かった為か?
必要事項を記入し前住所地の選管宛へ返送したところ、凡そ3日後、新たに封書が届く。中身は期日前投票用紙など。説明に従い、退社した後の平日夜、現住所地にて期日前投票を済ませた。